ドイツのVideoCounter. com(以下、ビデオカウンターコム)は、複数の動画サイトの視聴数の合計をカウントできるサービス。
ビデオカウンターコムを創設したRobert Bier mann氏は、以前からインターネットマーケティング情報を提供するために、動画ポータルサイトや動画コミュニティサイトを利用していたが、「異なるサイトから自分の動画が毎日何回視聴されているのだろうか」ということに、非常に興味を持っていたと語る。しかし、そのような動画視聴情報のモニタリングサービスはなかった。ないならば作ってしまえ、ということになり、VCTech社のエンジニアFlorian Doemges氏とBjoern Wilmsmann氏と共に、同サービスを始めたという。
ビデオカウンターコムは、アカウントにサインアップするだけで、誰でも無料で使用できる。サイトは、英語版とドイツ語版しかないが、トップページの「Sign up now!」をクリックし、ユーザー名、パスワード、氏名、確認用メールアドレスを入力するだけというシンプルさなので、登録時に迷うことはない。
アカウントを作成したら、まずログインし、モニターしたい動画のURLを登録する。登録できる動画URLの上限は五件まで。現在、対応している動画サイトは、You Tube、MySpace、Revver、iFilm、DailyMotion、MyVideo、CLIPFISH、VideoTube、 Sevenloadの九つ。これらのサイトには、動画のURLが記載されているので、URL欄にそれを入力しタイトルをつけて登録していく。
サイト左上の「Statistics」というリンクを押すと、登録した動画の視聴結果をグラフやテーブル形式でデイリー情報として見ることができる。結果は、CSV形式のファイルとして出力することも可能。また、ファイヤーフォックス用の「カンタン登録」プラグインも用意されており、同サイトからインストールすることができる。
Biermann氏の興味から始まったビデオカウンターコムだが、複数サイトにわたる動画の視聴回数を把握できるようになったことにより、事実上、ネットでの動画視聴率が測定可能になったと言える。厳密に言うとサポートされている動画サイトに限っての視聴率だが、このような動画視聴率の数値化は、動画広告の効果を測る一つの目安になるのではないか、と考えられている。今後このような測定サービスは、動画広告と共に増えていくのではないだろうか。