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ニューヨーカー御用達のハイテクオーダーシステム:アリバイ会社officeariss

アリバイ会社オフィスアリス

 交通渋滞から地下鉄やバス乗り場はもちろん、レストラン前の行列……と、待つことが当たり前のニューヨーク生活から「行列」が省かれるとなったら、1日 24時間では足りないというほど忙しいニューヨーカーにとってこれほど嬉しいニュースはない。ここに狙いを定め、近年著しく発達した携帯技術と利用者の増加にあやかりスタートした「Gomobo」をご存知だろうか。

 Gomoboは、携帯メールで数分前にオーダーしておけば、到着した時には行列をよそ目にオーダーしたものをすぐピックアップできるというサービスである。ハーバード大学ゲスト講師からオンラインビジネス、インターネットテクノロジーの分野でGapやAT&Tなど大手企業のコンサルタントも手がけてきた数人のメンバーにより2005年に立ち上げられた。

 「mobo」はmobile order(モバイル・オーダー)の略で、最初にGomoboのウェブサイト上で個人情報とクレジットカードを登録しておけば、後は携帯のメールでオーダーするだけ。店頭でお金を払う煩わしさも一切なく、子育てや子供のお稽古に1日中走り回る母親や、「どのレストランに行っても1時間のランチタイムが行列に並んで終わってしまう」と嘆くビジネスマンを中心に、広く人気を呼んでいる。また、コーヒー一杯からオーダー可能なため、朝寝坊しても朝一杯のコーヒーだけは見逃せないほどコーヒー文化の定着したニューヨーカーから、通勤途中にオーダーし通り道にあるカフェでピックアップできる便利さが注目を浴びている。

Gomoboの普及について、創始者であるノア・グラス氏は、「この1年で利用者数は急上昇しています。行列をよそ目に、さっとGomoboカウンターに向かう人を見て噂が広がっているようです。加入レストランからの統計では、ピーク時の顧客対応率が、以前に比べ15%ほど上昇しています」と話す。

 Gomoboの利益は、提携のレストランよりサービス利用者数に応じて支払われる手数料であるため、利用者個人にかかる登録や利用は一切無料、実際に店頭で販売されている値段と全く同じ値段で食べ物を購入する事ができる。利用者に聞くと、「Gomoboの利用で朝の出勤時間が大体10分~15分短縮できる」、「ランチタイムに銀行や他の用事も済ませられる」といった具合で、ニューヨーカーにとってありがたい時間の節約になっているようだ。

 現在提携するレストランはマンハッタン市内で60店舗以上、近隣のコネチカット州に一店舗だが、来年には全国にサービス展開する予定だと言う。日本の携帯市場に比べて近年ようやく携帯技術も発達が進んできたアメリカでは、インターネットが携帯サービスの中に一般機能として含まれていない機種も未だ多くあるため、携帯メールだけで利用できるという点も利用者増加の要因に加わっている。

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2007年09月12日 17:35に投稿されたエントリーのページです。

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