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大理石や和紙素材の次世代タッチセンサを発売 [オムロン]:アリバイ会社officeariss

アリバイ会社オフィスアリス

開発ツールの提供で設計プロセスをバックアップ。ドリフト補正機能を搭載し、高い安全性を実現
 オムロン株式会社は7月30日、スイッチのコントロールパネルに大理石や和紙など非伝導性素材を使用可能な次世代タッチセンサIC『B6TS- 16LF』(16チャンネル)と『B6TS-08LF』(8チャンネル)、及び開発ツールを発売した。同社では、2005年10月に最初の商品である4 チャンネルと8チャンネルの対応品を発売しているので、今回はそのラインナップの拡充ということになる。

さまざまなパネルのイメージ。現在、立命館大学と共同でスイッチの操作感を音と光で再現し、使いやすさを高める研究を行っている

 タッチセンサーは、普通のスイッチのように機械的な動作部がなく、軽くスイッチに触れることで、オンオフ操作が可能。コントロールパネル部分を曲面や非伝導性素材にするなど、デザインを重視する製品で活用されている。人の接触を認識する方法は、導電体を電極材料とすることで、導電体でもある人の指が非伝導性素材のコントロールパネルへ近づいた際に生じるわずかな電圧を検出する『静電容量検出技術』を採用しており、その静電容量の変化量で正常作動か誤作動かを判断する。

 2年前までは、一般的にタッチセンサーに対する認知度が低かったが、高級家電などに使用されるようになり、タッチセンサーに注目するメーカーが増えた。そこで同社は、製品の大幅拡充に加えて、“誰でも簡単に開発できるタッチセンサ”として開発ツールの提供を開始したのである。これまでは、同社が設計してブラックボックス化したものを、製品に組み込むというシステムだったが、開発ツールによって、パソコンに接続して簡単に電極材料の厚みや誘電率などパラメータの設定や動作モニタができるので、専門知識がなくても顧客自身が自由に設計することが可能になった。

 様々な条件や素材、デザインに合わせて開発できる次世代タッチセンサーは、携帯電話やIHクッキングヒーター、電子レンジや洗濯機など、あらゆる製品に組み込まれていくことが予想されるが、不意にスイッチを押してしまうなど安全性についてはやはり気になるところ。同社エレクトロニクスコンポーネンツビジネスカンパニー・スイッチ事業部操作スイッチ商品部の田部氏は、
 「新製品では、急激に静電容量が変化した場合のみをタッチしたと認識し、温度や湿度など周りの環境によってゆるやかに変化した場合を誤作動として認識する『ドリフト(変動)補正機能』を採用していますが、やはり製品に組み込む際に注意していただく必要はあります」と語った。現在、同社は立命館大学と共同でスイッチの操作感を「パチパチ」という音や光で再現し、使いやすさを高める研究を行っている。

 同社では、“センシング&コントロール技術”に力を入れており、遠隔温度監視による電源制御を行う温度センサーや、工場・店舗などの消費エネルギーを計測するセンサーなど立て続けに発売している。今回のタッチセンサーは、発売日前からすでに問い合わせがあり、今後更に多くの製品化の可能性を感じさせる。

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2007年09月12日 18:29に投稿されたエントリーのページです。

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